COLUMN
コラム

春のバス釣りでプリスポーンを狙うアノの釣り方

皆さんこんにちは‼︎水の旅人、水野浩聡(@hiroaki_mizuno0902)です

新年度がスタートし、釣り場も春めいてきて、各所に生命感があふれているここ最近。

バスも一大イベントであるスポーニングを迎えているため、岸近くに寄りやすい状況になっています。実際には岸際で釣れたり、ウロウロと泳ぐのを目視できるなど、春らしいフィールド状況となっています。

スポーニング前は、バスも食べることを優先している時期で、強い波動のルアーや存在感のあるルアーへの反応が良く、実際に私自身も釣果を上げていました。しかし、スポーニング直前や最中になると、食欲よりも繁殖本能が強くなり、ルアーに対してセレクティブになったり、強く水を動かすものやシルエットの大きなものに反応しなくなることがあります。

そんな一時的なタイミングで、毎年必ず出番となっているのが、フリックシェイクのジグヘッドワッキー‼︎

春の定番、フリックシェイクのジグヘッドワッキー

特にデカいメスを狙って釣るメソッドとして有効なのですが、抱卵状態のメスは水温が上がると岸際のカバーやシェード、沈み物のトップ、縦に伸びるストラクチャーなどに浮く傾向があり、そのメスを釣っていくためには目線を合わせる必要が出てきます。

さらに、その目線上でとにかくゆっくりと動かすことが要求されるんですね。

そんなバスの状態にマッチしているのがこのジグヘッドワッキーというリグで、ワーム自体が抵抗になるため、落ちるのも遅ければ、リグが手前にくるスピードも圧倒的に遅いです。

そこにジグヘッドワッキー専用設計といっても過言ではないフリックシェイクを組み合わせることで、シルエットやルアーの強さを落としながらも、移動距離を抑えた攻めができたり、フォール中の自発的な動きで誘うことができたりするなど、メスを狩る上で必要不可欠な要素を全て盛り込んだセッティングとなります。

ジグヘッドのウェイトは3つ

ジグヘッドのシンカーは、ベースを1.3gにしていることが多く、水深2m以上のレンジやアゲインストの風が吹いている条件下、ローライトでバスが横方向への反応が上向きになる状況では、1.8gをチョイス。

逆に、水深1m以下の場所では0.9gを使用。

といった具合に、だいたいいつもこの3ウェイトを使い分けて釣っていくことが多いです。

フリック牧場は6月まで!

フリックシェイク自体は発売からもう何年も経っていますが、やはりそんな今でも変わらず第一線で活躍してくれるワームとして、僕の釣りの中でもなくてはならないものの一つとして、毎年必ず投入しています。

もちろん、この時期だけが効果というわけではなく、年中通して使っていただけるシーンは多いですが、特にこのスポーニング前後のバスが超セレクティブなタイミングこそ、他を圧倒する釣果を出せますし、それをまた「フリック牧場」と呼んでいる現状があります。

6月くらいまでは、各地に強烈なフリック牧場が存在していると思いますので、皆さんもぜひご自身の牧場探しに行ってみてくださいね‼︎

フリック牧場を見つけたら「#フリック牧場」タグ付けして投稿してSNSにアップしてください!

牧場長 水野浩聡

<フリックシェイク製品ページ>

https://www.jackall.co.jp/bass/products/lure/soft-bait/flick-shake-2/

<ジグヘッドワッキー製品ページ>

https://www.jackall.co.jp/bass/products/accessory/hook-jighead/wacky-jig-head/