RAISER BAIT ~Behind the Scenes ~

全魚種対応 新機軸ハードベイト

全魚種対応の新機軸ハードベイトとして大々的に打ち出された「RISER BAIT(ライザーベイト)」先日公開したプロモーション動画はご覧頂けましたでしょうか。

 

 これまでの固定概念を打ち破る画期的ルアーとなるであろう「RISER BAIT(ライザーベイト)」の開発秘話からこのルアーに込められた思いや今後の展開について開発を担当したJACKALL開発スタッフの佐々木平磨に取材した。

誕生秘話 

JACKALL開発担当:佐々木平磨

RISER BAIT(ライザーベイト)は「アマモなどのウィードが水面近くまで生えているところで広範囲にウィードを拾わずに引けるルアー」を作れないかな?というJACKALLソルトチームの嶋田プロのリクエストをうけ、始まったプロジェクトでした。

フローティングのあまり潜らないルアーだとウィードエリアを引けても飛距離が出ず、飛距離の出るシンキングのルアーだと一瞬でウィードを拾ってしまうため飛距離が生かせない。と飛距離と浮力を両立させるルアーは存在しませんでした。

その後何度か嶋田プロとお話した中である他社製のルアーの話を聞いたことがヒントになり、シンキングのボディを巻くことで急浮上させられないかという発想にたどり着きました。

余談ですが、008の背中にはフックアイがついているのですが、お腹のフックを背中に取り付けてもらうことでよりウィードなどをかわすことができます。これも最初の発想のなごりなのです。

逆転の発想、リップを逆方向へ

単純にミノーなど潜っていくためのリップとは逆方向に付けたら浮き上がるのではないかと思い、既存製品のスレン80にプラリップを装着。そしてもっと飛ぶようにウエイトをプラスしてみました。

こうして誕生したのがこの「スレン80改」です。

なんとこれが思った以上にいい感じの動きで、やたら飛ぶのに巻き始めたらすぐにふわっと水面に顔を出す。いきなり良い感じのプロトタイプができてしまいライザーベイトの原型となりました。

さっそくこのプロトタイプをベースにもっと飛距離が出るようにボディを作り直し、リップはもっとキレのあるアクションを目指して金属製のものを取り付けました。そうして完成したプロトはより遠くまで飛び、巻くと急浮上してくるイメージ通りの動きとなりました。

急浮上する特性から開発チームの間で「フジョウ」というコードネームがつけられ、このルアーは世間があっと驚く画期的なルアーになるだろうと思い、情報が漏れないようごく少数のチームで開発を進めていました。

<「フジョウ」の初期サンプル>

その後、リップ形状やウエイトは色々作成しテストをしましたが、結局1番最初に閃きで作ったものがほぼ完成形でした。

世界中のフィッシュイーターがターゲット

よく飛ぶ、ただ巻きで誘えるトップウォーターといういたってシンプルなコンセプトとなった「フジョウ」。水面を逃げるベイトフィッシュを捕食するというパターンは、シーバス以外にもあらゆるフィッシュイーターに効くはず。バスやメバルからヒラマサ、マグロまで可能性があるルアーなのでは?ということで、色々な魚種を試してみようと、様々なサイズのフジョウを作り、およそ1年に渡りテストを行いました。

サイズ展開以外にも水飛沫をあげながら水面を滑走するポッパータイプなど様々なバリエーションで現在でも開発が進行中です。

ライザーリップ(PAT,Pの可能性は無限大

リップが水を受け浮上する特性を活かし、ウエイトが重いルアーも水面へ浮上させることが出来るため、飛距離を出すためのウエイトアップが可能にしたRISERリップ(PAT,P)。

ターゲットよって理想のアクションやアピール力が違うので、それぞれのアイテムサイズでリップ形状が異なります。決してそのターゲットしか釣れないと言うわけではないのですが、シーバスにはシーバス、バスにはバスといった専用設計になってます。

リップ形状は先太りだったり先細りだったり、幅が太かったり狭かったりとその形状は無限のパターンがあり、リップの角度はアクションと浮き上がり具合に直結してきますので、ほんの数度角度が変わっただけで激変します。

逆に言うと、まだまだ見つけられていないパターンがあるかもしれません。

リップの形状と角度についてはコンマ数ミリ単位でのセッティング状態で製品化していますので、リップ素材には硬いステンレス材を使い、より曲がりにくいようにリップ中央にリブを立てることで強度を保っています。

 


 RISERベイト2017モデルは3機種

 

全魚種対応 新機軸ハードベイトRISER BAIT(ライザーベイト)」は3機種のリリースとなりますが、無限大の可能性を秘めたこのルアーは、これからも進化し続けますので今後の展開にご期待下さい。